Instagramの投稿でリアルとネットをコネクトし、誘客を最大化する『Eventstag』

O2O (Online to Offline)とは、ネット上(Online)で使用するプラットフォームと、実在するリアル店舗(Offline)につなぐことで集客を見込み、購買促進力を高めるための方法です。簡単な例でいえば、希望商品をまずネットで探し、価格や該当商品に関する情報を確認してから、実際に店で購入するフローがこれにあたりますが、このOnline とOfflineをコネクトさせる役目を有効に果たすのが、画像共有ソーシャルメディアのInstagram。そして、ヨーロッパやアメリカにおいて、そのInstagramによるイベント誘客効果を最大化させているツールが『Eventstag』です。

▼オフラインで情報提供し、リアルでイベント参加を促すためのメソッド、『Eventstag』

イベント会社でも、Instagram によるO2Oを積極的に活用しています。たとえば、フォロワーがInstagramにアップする自撮り(セルフィー)を活用し、シェアすることで更なる参加者を見込み、誘客・集客に効果を挙げています。ここで使われているツールが、Eventstagです。これは、イベント中に、リアルタイムで行われると予測される画像、もしくは実際に撮影された画像をアップすることで、参加を促す役目が果たせるプラットフォームです。

たとえば、アマ・プロ問わず、ヨーロッパ中の女性マラソン・ランナーのために主催された、ナイキのイベント、『We Own The Night』告知にも、この『Eventstag』が活用されました。まずは、開催時の半年前から、『Eventstag』用に、ランナーたちの画像が募集され、アップされました(画像参照)。この『Eventstag』によって集められた投稿画像を見ることでイベント参加へのモチベーションが上がった人も多く、大勢の集客を促す結果につながったといわれています。

ヨーロッパの5大都市をつなぐ、女子によるマラソン関連イベントとして規模は大きく、注目度も高いものでしたが、それでもこれだけの参加があったのは効果的なO2Oによる集客結果によるものだと言われています。イベントのメインはもちろんマラソンですが、同時開催される各種クラブや、ランナー同士のミーティングの場提供など、スポーツを軸としたパーティともいえるべきイベントの成功はやはり、『Eventstag』による情報拡散によるところも大きいといえるのではないでしょうか。

オンラインで情報が拡散され、オフライン、つまりリアルで実現させるこのフローにより、体験者のフィードバックが生まれ、将来的にも、次期イベントの宣伝にもなりうるといえそうです。

このようにO2Oは、ネットとリアル(現実)をコネクトさせるのみならず、新たなアイディアを提供し、広告を超えるインパクトを与える、有力な集客デバイスとして注目されるべきものだといえるでしょう。

text/K.Van.Willemskwartier

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