フォロー率はFacebookの58倍?!エンゲージメント強化に効果的な、Instagram海外事例

画像を用い、視覚に直接訴える効果が抜群のSNS、Instagram(インスタグラム)。文章メインのTwitterや、公式サイトに近い存在のお堅いFacebookに比べ、フォロワーの共感や好意を得やすい特徴がある。顧客とのエンゲージメント強化により効果的であるため、広報プラットフォームとしての活用度は高い。各企業にとって、マーケティングに最も手腕を発揮するSNSの代表格として、Instagram人気は当分の間、衰えないと予測される。

▼Facebookを超えた?Instagramの存在
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引用:http://www.prizmm.com/assets/images/news/n_1407747099_53e8841b94e51.jpg

Brandwatchに掲載された、アットランダムに選んだ各企業についての今年の予想統計によると、企画・広報担当者の42%が、Instagramの使用拡大計画をもくろんでいる。また、SNSによるマーケティング戦法に、週40時間以上を費やすという彼らの49%が、Instagramをいかに効果的に利用するかを日々検討しているそうだ。
(出典:【参考記事】:https://www.brandwatch.com/2015/01/top-5-instagram-trends-watch-2015/  Brandwatch “The Top 5 Instagram Trends To Watch Out For In 2015” January 16, 2015 )

リサーチ会社のForrester(https://www.forrester.com/home/)によると、Instagramにアップされる画像による宣伝効果は絶大で、ユーザーが反応し、フォローする割合は、ツイッターの120倍、フェイスブックの58倍という統計結果が出されている。
(出典:【参考記事】:https://www.forrester.com/Use+Instagram+Now/fulltext/-/E-res113021
Forrester Research “Use Instagram Now ,Before The Rules Change ” April 29, 2014)

▼Instagramユーザーのコア層は「18歳から24歳までの女性」

このグラフで判明しているのは、Instagramのユーザーに女性が多いことだ。(右グラフ:オレンジ色の部分が女性。男性を10%上回っている)。また、ユーザー年齢層で最も多いのが、18歳から24歳までである。このことから、Instagramをフルに活用しているターゲット・ユーザー像は、単純に考えれば、18歳から24歳までの女性ということになる。

▼Tiffany & Co.による活用例:人気サッカー選手を起用して話題に
たとえば、言わずと知れたTiffany & Co.(ティファニー)も、Instagramを駆使する企業のひとつである。1837年創業のアメリカを代表するジュエリー・ブランド、ティファニーだが、老舗という名の元に胡坐をかくことなく、SNSを使用し、画期的なマーケテイング法を展開している。

バレンタインやクリスマスなど、プレゼント商戦の時期を見計らい、限定デザインのジュエリーをInstagram経由で紹介したり、キャンペーンを配信するのはもちろんだが、近年ではInstagramにおける人気サッカー選手、ダビド・シルヴァをモデルに起用した、キャッチーな広告展開が話題となった。Instagram上では、シルヴァ自身にTiffany & Co.製ウォッチを着用してもらうのみならず、実際にTiffany & Co.の時計製作現場に彼を招き、彼がウォッチの製作に携わっている(とする)画像を効果的に使用して、注目度を高めることに成功した。

▼Instagramに投稿された、ダビド・シルヴァ選手を起用したTiffany & Co.の広告
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引用:https://scontent.cdninstagram.com/hphotos-xfa1/t51.2885-15/s320x320/e15/11325656_885558174850968_969002778_n.jpg

▼Rimmel社による活用例:メイクの裏ワザを4コマ画像で表現

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コスメ企業のRimmel(リンメル)(@rimmellondonuk)もインスタグラムを効果的に活用していることで知られている。たとえば、『Beauty Hack』として、メイクの裏ワザを定期的にリリースしているが、これを示す手順を動画ではなく、4コマ画像を使用して投稿している。

▼「Beauty Hack」4コマ画像 『The secret to looking awake! 』
(※画像はRimmel 社のInstagramのキャプチャー)
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引用:https://instagram.com/p/2tWf0PSYiq/

4コマ画像による手順説明は、裏ワザのポイントが一目瞭然にわかり、動画のようにリピートさせる手間が省け、メイクの要点がしっかりわかるとユーザーからも好評だ。また、キャンペーンを織り交ぜたり、画像リリース日の天気に即した投稿(たとえば、気温25度以上になると予測される日は、アイスクリームの画像を掲載するなど)を行なうなど、アイテム宣伝に限らず、まるで日記を見ているような感覚をユーザーに提供し、一種の新鮮味を与えることで、フォロワーを離さない努力もみられる。

新商品の画像や情報をアップするのみでは、フォロワーから、宣伝に偏ったぺージ、としか受け取ってもらえないだろう。しかし、それではフォロワーに飽きられてしまう。しかし、RimmelのInstagramには臨場感があり、フォロワーとのエンゲージメントを強めることに長けている。意外性や、新鮮味を感じさせる内容を多く盛り込みつつ、さりげなく商品情報をアピールすることに成功している好例といえるだろう。

ブランドの知名度や成長度をさらに上げ、フォロワーとのエンゲージメントを強めることに効果を発揮するInstagramは、今後、どのように進化していくのか、興味は尽きない。

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