フランスのブランドは新コスメボックスの紹介キャンペーンをイラストムービーに

「自然に美しく」をブランドテーマにするCaudalieは、今春新発売の「My anti’OX box」というコスメボックスの紹介キャンペーンをメルマガからSNSまで拡張させる方法を紹介。

フランスのデータによると、広告より、知り合いが勧めているコンテンツによって、その商品を購入したいと思うユーザーが62%もいる。よって、ユーザーが参加するキャンペーンの認知度をその知り合いの間で拡散させる方法があれば効果的である
さらに、今回の事例では、参加者が自分の習慣を含めて自分に似ているストーリーを作ることで、どのようなユーザーがこのようなキャンペーンに参加しやすいかというデータを取り、次キャンペーンにも役立つと考えられる。
(Ifop、2013年10月、”Les Français et la publicité sur les Réseaux Sociaux”『SNS上でフランス人と広告の関係』、 http://www.iabfrance.com/system/files_force/documents/presentation-perception-pub-iab-mb-public.pdf?download=1&download=1

Caudalieの場合、新商品の発売がきっかけであるものの、さらにブランドコンテンツの要素を取り入れ、ブランドの価値観までユーザーに伝え、一つの商品だけでなくブランド全体にまで興味をもたせ、繋げていく方法となっている。

▼3ステップの「自分の人生ムービー」作成のキャンペーン専用サイト
BWRITE-Caudalie-campaign-antiOX-illustration
(引用)https://fr.caudalie.com/polyphenol-c15/

このオンラインキャンペーンの流れは、メルマガからキャンペーンサイトへの誘導後、ユーザーが自分の人生や生活についての動画を作成する。(忙しい女性がターゲットである。) Facebookログインを使っている仕組みのため、ユーザーにとってはSNSへのシェアも簡単で、ブランドにとってはマーケティングに必要なユーザー情報も獲得できる。

▼「私の人生のムービー」イラストムービーの例

また、3ステップだけで簡単に2分以内で作れるムービーは、参加者を増やしやすく、キャンペーンも広がりやすい仕組みである。コンテンツとしては、シンプルな構図のイラストムービーにより一目で分かりやすく、春らしい水彩画風のタッチによって「軽やかさや手軽さ」、「自然なコスメ成分」などの印象を与え、「自然に美しく」というブランドテーマも表現されている。

フランスのブランドが上質なイラストをブランディングに多用していることはよく知られている。このようなイラストは昔からアート文化の一つとして認められており、これを取り入れるブランドはそのステータスを訴求できる。
日本にも世界的に認められるようなアートの文化があり、今後はアートをうまく取り入れながらブランドアイデンティティを表現する洗練された時代が始まるのではないか。

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