【アドテック東京2017】勝ち続けるブランドは、持続的な仕組みから生まれる。Office WaDa代表 和田浩子氏キーノートより

持続的な「人材育成」には、「能力開発」を「業務」と同等に評価する仕組みが必要。


永続的なブランド維持を可能にするもうひとつの仕組みは、ブランドを育てる「人材」を持続的に育成するシステムです。和田氏によれば、P&Gでは「人材」が「ブランド」とともに、会社の重要な資産と捉えられており、「人を育てること」がマネージャーの責任として位置付けられています。

「マネージャー層は『業績』と『能力開発』の両方が成績として評価されますから、教える責任が生まれます。人材育成は研修機関に丸投げせずに、カスタムで作ることが重要です。全部が循環するようになると、まるでタンポポの種が飛んで行って、飛んで行った先でまた花を咲かせるように、どこへ行っても同じことが出来るようになります。」(談:和田氏)

また、そこで求められる人材に必要なスキルとして、和田氏は「リーダーシップ」「戦略的思考」「コミュニケーション」「分析力と問題解決力」「イノベーション/リスクを負う」「実行力」「勝利への情熱」の7項目を挙げました。

あらゆることから学ぶ姿勢と、挑戦し続けていく情熱が、成功を生み出す。


セッションの最後は、会場を埋めた来場者に向けた激励ともとれるメッセ―ジで締めくくられました。数々の伝説を持つ和田氏のメッセージからは、あらゆる経験から学ぶ姿勢の大切さが伝わってきました。

「Success leads to success if learned from.
Failure leads to success if learned from.」

(成功は成功を生み出すわけではない
成功から学ぶと成功を生み出す

失敗は成功を生み出さない
失敗から学ぶと成功を生み出す)

P&Gのシステムから、「人」を育て「ブランド」を育てる仕組み作りの大切さを学ぶとともに、市場を切り開いていく人材には、常に挑戦し、学び続けていく意志と情熱が欠かせないことが改めて胸に刻まれるセッションでした。

text/Keiko Matsumoto(BWRITE編集部)

【アドテック東京2017 開催概要】



名称:ad:tech tokyo 2017
公式サイト:http://www.adtech-tokyo.com/ja/
日時:2017年10月17日(火)~18日(水)
会場:東京国際フォーラム
総来場者数:1万4,095人(1日目5,758人、2日目8,337人) (※)
協賛・出展企業数:104社 パートナー:22 (※)
公式スピーカー:216名 (※)

(※)出典:公式サイト アフターレポートより
http://www.adtech-tokyo.com/pdf/After-Report_2017_ja.pdf

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