【アドテック東京2017】勝ち続けるブランドは、持続的な仕組みから生まれる。Office WaDa代表 和田浩子氏キーノートより

(※マーケティング&マネジメントコンサルタントのOffice WaDa 代表・和田浩子氏)

今年で9回目となる世界最大級のデジタルマーケテイングイベント、アドテック東京2017が、10月17日(火)、18日(水)の2日間にわたり国際フォーラムにて開催。注目のセッションが数多く行われました。

BWRITEでは開催2日目冒頭のキーノート、マーケティング&マネジメントコンサルタントとして活躍するOffice WaDa 代表、和田浩子氏のセッションを取材。P&Gで「ウィスパー」を日本市場でトップブランドに育て上げ、1998年には日本人として初めてP&G米国本社のヴァイアス・プレジデント(副社長)に就任、さらにP&G退社後にはダイソン日本支社代表取締役社長などの要職を歴任した和田氏による、「サステイナブルなブランドを育み、ブランドを育てる人を育てるために」と題された講演のレポートをお送りします。

成功し続けるには、「ブランド」と「人」を継続して育て続けていく仕組みが必要。


世界有数のグローバルな一般消費財メーカーであるP&Gは、その社員が非常に優秀であることでも知られ、同社で育った人材は世界各国の主要な企業でも活躍しています。そのP&Gで、米国本社副社長まで上り詰めた和田氏は、ブランドが「成功を持続するための必要条件」として、「勝つための戦略」「優れたリーダーシップ」「優れた人材」「優れたシステム/仕組み」「一貫したプリンシプル(行動規範)」の5つを掲げました。

「(ブランドの)成功が持続しないのはなぜか? それは成功が持続するように仕組まれていないからです。つまり、成功の持続を可能にする人材や仕組みがないから、その場限りのことになる。

30年で社会は変わり、一般の人々の生活は大きく変化しました。しかしP&Gは、30年前も、そして今も世界的な成功を収めています。ストロングなブランドをずっと維持して育て続けるには、『ブランド』を育てるとともに、ブランドマネジメントが出来る『人』をも、育て続けていかなければなりません。」(談:和田氏)

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