化粧品サイトで重視する情報は、年代でどう違う?EC調査 化粧品編(3)サイト内コンテンツ

チェックする情報は、年代で大きく違う!ニーズを押さえたサイト作りを。

今回の調査結果からは、年代によって、サイトやアプリ内でチェックしている情報や、重視する項目がかなり違うことがあらためて浮き彫りになりました。化粧品ECサイトにおいては、ユーザーの年代が想定されているサイトでは、その層に合わせた内容と見せ方を工夫する、幅広い年代のユーザーが訪れるサイトでは、どんな年代に対してもストレスを感じさせないようなサイトの作りを考慮するなどの、きめ細かい施策が求められそうです。

ところで、第1回レポート(※1)で、20代は、化粧品を「ECで買ったことがない」割合が他の年代よりも高いという結果をお伝えしました。20代の化粧品の購入チャネルとしては、リアル店舗の中でも「ドラッグストア」がかなりの割合を占めています。ポーラ文化研究所が実施した調査(※4)では、20代女性では「ドラッグストア」で「口紅」を購入する女性が5割を占めており、「ディスカウントストア」「薬局(薬の販売が主な店)」「バラエティショップ」という回答も他の年代よりも高めでした。一方、「インターネットでの通信販売」という回答はわずか7%。他の年代よりも低くなっています。

これは実は化粧品に限ったことではなく、20代は他の年代よりもECの利用が少ない傾向があることが、複数の調査から明らかになっています。たとえば、総務省の平成27年版情報通信白書(※2)では、インターネット利用者に限った場合「ネットショッピングの利用率」がもっとも低いのは20代以下である、という結果が出ています。

その多くが、10代から1日のかなりの時間を、デジタル画面を見て過ごしてきた、20代女性たち。ECをあまり利用しない理由には、単身者が多く比較的自由に時間が使えること以外にも、実際に自分の目で見て商品を選ぶ、店頭で手に取って試す、といった「リアルな体験」を重視する気持ちが影響していそうです。またこのことは、20代が「クチコミランキング」「商品レビュー」などのユーザーのリアルな声を重視し、サイト側からの提案をあまり参考にしないことへもつながっているように思われます。

※「ECについての意識調査【化粧品編】」結果レポートの記事は、3回に分けてお届けしています。

(※1)「ECについての意識調査【化粧品編】」第1回レポート【BWRITE】
https://bwrite.biz/archives/14318

(関連記事)
「ECについての意識調査【化粧品編】」第2回レポート【BWRITE】
https://bwrite.biz/archives/14456

(データ出典)
(※2)「平成27年版 情報通信白書」(総務省)
第1部 第2節 4 インターネットショッピングの利用状況
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc122400.html

(※3)「No.135 女性の化粧行動・意識に関する実態調査2015 化粧品の買われ方篇」(ポーラ文化研究所)
http://www.po-holdings.co.jp/csr/culture/bunken/report/pdf/151209kawarekata2015.pdf

<調査概要>
「ECについての意識調査【化粧品編】」(調査実施:BWRITE)
【実施期間】
2016年12月22日(木)~12月26日(月)
【調査対象・人数】
Fastaskモニター会員である20~40代の女性300名(有効回答から300名を抽出)
(年代割付:20代、30代、40代 各100名ずつ)
【調査方法】
WEBアンケート方式
【調査企画・設計/調査主体】
BWRITE(運営: ADDIX)
【テキスト分析】
ADDIX アナリティクスユニット
【調査実施機関】
ジャストシステム「Fastask」

※BWRITEが実施した調査についてのご質問、レポートのご希望は「お問い合わせ・リリース受付」よりお問い合わせください。

 

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