化粧品サイトで重視する情報は、年代でどう違う?EC調査 化粧品編(3)サイト内コンテンツ

サイト内で参考にするのは、20代「視覚情報」、30代「文字情報」、40代「効果・効能」。

ここまで見てきたように、商品の探し方や、商品詳細ページで重視する項目には、年代別で大きな違いがあるようです。では、それぞれの年代で、サイトやアプリ内の各コンテンツを参考にする度合いにはどのような違いがあるのでしょうか。どの程度参考にしているかを点数化し、全体と各年代とで平均値を算出しました。


【補足:Q12グラフについて】
・サイトやアプリ内のコンテンツを参考にする度合いを「おおいに参考にする」「やや参考にする」「あまり参考にしない」「全く参考にしない」の4段階で質問。
・「利用しているサイト/アプリにその機能はない」と回答した人を除いた平均点をグラフ化。
・「2.5」(※グラフ中ほどの横線のライン)が、マイナス評価とプラス評価の分岐点です。
(各選択肢の点数:「おおいに参考にする」→4、「やや参考にする」→3、「あまり参考にしない」→2、「全く参考にしない」→1)

全体では、どの年代でも「クチコミランキング」「商品レビューのコメント」「商品レビューの満足度表示」を参考にするという意見が上位です。年代を問わず、ユーザーのコメントを重視するという声が多数派のようです。

年代別の特徴を見ると、20代で、ほぼ全てのコンテンツについて、他の年代よりも「参考にする」と答えた度合いが低めなことが目を引きます。特に「特集コーナー」「おすすめ商品・レコメンド」については、唯一20代のみ、参考にしないという回答が上回っています。この理由としては、この年代でユーザーのクチコミを重視する傾向が他の年代よりも強いことや、主に検索で商品を探す仕様となっており特集コーナー重視の構成をしていないAmazonなどのECモールでの購入が多いことが影響しているように思われます。

一方、この年代でもっとも参考にする度合いが高かったのは「クチコミランキング」「商品レビューのコメント」「使用イメージがわかる写真」。ここでも他のユーザーのクチコミと、パッと見て感覚的に処理できる視覚的な情報を重視しているようです。視覚情報の重視は、短時間で情報の取捨選択を行う習慣が身に着いている、この年代ならではの特徴ともいえそうです。

30代では、ほぼ全ての項目で他の年代よりも参考にしている度合いが高く、サイト内のさまざまな情報を参考にしているようです。点数がもっとも高かったのは「商品レビューのコメント」、僅差で「クチコミランキング」「商品レビューの満足度表示」と続いています。30代は、商品の探し方で「自身の購入履歴から」と答えた割合がもっとも低かった年代でもあります。積極的に情報を比較検討し、よりよいものを探し求める傾向がもっとも強いと言えそうです。

40代では「専門家や有名人のおすすめ」について、他の年代よりも若干参考にする度合いが高めです。これには、肌の悩みが増えてくる40代で、「効果・効能」を重視する傾向が強いことが関係しているように思われます。

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