「手軽」「安く買える」だけじゃない?!女性がフリマアプリにハマる理由。「フリマアプリについての意識調査」

ここ数年で、利用者が急速に増加しているフリマアプリ。不用品のネット売買といえば、かつてはネットオークションが主流でしたが、スマホの普及とともに、すっかりフリマアプリの利用が当たり前になりました。中でもテレビCMでおなじみの「メルカリ」は、月間流通総額100億円とも言われる巨大市場となっています(※1)。

BWRITEでは、18歳以上の女性236人に「フリマアプリについての意識調査」を実施。その調査結果からは、今、女性たちにとってフリマアプリがどういう存在なのかが見えてきました。

4人に1人がフリマアプリを利用。利用アプリは「メルカリ」が圧倒的人気!

どのくらいの割合の女性がフリマアプリを使っているのでしょう。調べたところ、「使っている」が23.3%と、約4人に1人が利用しているという結果が出ました。年代別に見ると若い層ほど利用率が高く、18歳~29歳では36.7%が利用していると答えました。

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利用しているアプリでは、最も多かったのは、やはり「メルカリ」。「メルカリ」はどの年代でも7~8割が利用しており、圧倒的な人気だということが分かります。次いで人気があったのは「フリル」。「フリル」はファッション中心のアプリということもあり、今回調査でのフリマアプリ利用者55名の回答からも、若い年代ほど多く利用している傾向がうかがえます。

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BWRITE_Flea_Market_app_Q17_age※注※「LINE MALL」は2016年5月31日にサービスを終了。
(本調査の実施期間:2016年5月12日~19日)

利用者の過半数が毎日アプリをチェック!6割超が「出品も購入もおこなう」

では、女性たちはフリマアプリで何を買っているのでしょうか。最も多かったのは「レディースファッション」。次いで「小物類」「CD、DVD、本」「ベビー服、子供服」「靴」「アクセサリー」という結果になりました。全体としてファッション・アイテムを購入している傾向が強いようです。

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また、彼女たちのフリマアプリ利用方法を調査したところ、「出品と購入どちらも行う」人が65.5%で、「購入のみ」25.5%、「出品のみ」9.1%を大きく上回りました。

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なお、フリマアプリをチェックする頻度は「ほぼ毎日」が3割超。「週に3~4回」をあわせた割合は5割超でした。

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この結果から、利用者はフリマアプリで購入・出品のどちらも行い、しかもその半数が頻繁にチェックしていることが分かりました。利用者にとってフリマアプリで売り買いすることは、もはや日常生活に組み込まれた行動となっているようです。

最大のメリットは「安さ」!捨てる “罪悪感”からの解放や、コミュニケーションも魅力。

そもそも利用者にとってフリマアプリのメリットとは何でしょうか。多かったのは「安く買える」「不用品が売れる」「手軽に出品・購入できる」という意見でした。

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さらに自由回答で詳しく答えてもらったところ、「物を安く買えて、節約になる」「不用品を処分して必要な人に使ってもらえることで、まだ使える物を捨てるという“罪悪感”から解放される」といったことが、フリマアプリを使う動機となっているようです。

また、フリマアプリでは、ユーザー同士で値引き交渉をすることも多く、自宅にいながらにして本物のフリーマーケットに参加している気分が味わえます。そこに楽しさを感じる人も少なくないようです。

【フリマアプリのメリット:自由回答抜粋】
「とにかく安い値段でやりとりできる」(18~29歳/フルタイム勤務)
「不用品を売ってお小遣いになる」(40代以上/パート・アルバイト)
「スマホひとつで売れる」(40代以上/フルタイム勤務)
「捨てられる運命にある物を、他の方に使っていただけるので嬉しい」(30代/フルタイム勤務)
「普通のフリマと同じように(値引き)交渉したり、コミュニケーションがとれるところ」(30代/フルタイム勤務)

メリットが一転、デメリットに?!「簡単だからこそ」のトラブルに注意!

それでは逆に、フリマアプリのデメリットとは何でしょうか。利用者に聞いてみたところ、「取引相手の信用性やマナーの悪さ」「商品の詳細が分かりにくい」「写真と実物の違いがある」「値引き交渉される」などが上位にあがってきました。

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スマホで簡単に取引できることは、フリマアプリの大きなメリット。ところが、それが「取引相手の信用性やマナーの悪さ」「商品の詳細が分かりにくい」といったデメリットの一因にもなっているようです。

たとえば、売る側は、手軽に済ませたいがために、スマホで商品の写真を撮って載せるだけで売ってしまいがちです。中古品である商品の状態を詳しく書かずに売ってしまうと、のちのちトラブルが起きやすくなります。また、買う側は、ワンタッチで決済できるので、商品をよく確かめずに買ってしまいがちな傾向があるようです(※2)。

逆に言うと、取引相手ときちんと連絡を取ったり、商品の状態を開示したりという努力で、相手とのトラブルを少なくすることもできるということ。簡単に使えるフリマアプリだからこそ、物を売買する覚悟と責任を持って、きちんと取引をすることが大切だといえそうです。

【フリマアプリのデメリット:自由回答抜粋】
「返信が途絶えたり、いい加減な対応の方がいること」(30代/フルタイム勤務)
「メルカリを利用していますが、値下げ交渉が激しく嫌な気分になるときがあります」(30代/自営業・自由業)
という個人間取引ならではの問題と、
「商品の状態がわかりにくい」(18~29歳/パート・アルバイト)
「商品の状態やサイズ感など、実際に購入して現物が届いてからじゃないと確認できない」(18~29歳/専業主婦)

「時短」「節約」+「エコ」「楽しい」!フリマアプリは今後も支持されそう。

フリマアプリは、きちんと使えばとても便利なツール。メリットとデメリットを比べて、「メリットのほうが上回っている」と多くの女性たちが判断した結果が、現在のフリマアプリ人気につながっていると言えます。

今回、フリマアプリを利用する女性たちから、そのメリットとして「物を捨てることの“罪悪感”から解放される」「普通のフリマと同じように交渉したり、コミュニケーションがとれるところ」といったコメントがありました。そんな声からは、女性がフリマアプリに求めているものが、「安さ」や「お小遣い稼ぎ」だけではないことが伺えます。

スマホで手軽に素早く、節約やお小遣い稼ぎができるフリマアプリ。女性たちにとっては、断捨離を楽にしてくれたり、フリマのやりとりの楽しさを味わさせてくれる存在でもあるようです。今後、ますます多くの女性たちに支持されていくのではないでしょうか。

text/田村未知

<参考記事>
(※1)フリマアプリのメルカリ、今度は84億円の大型資金調達 評価額10億ドル超の日本発ユニコーンに|TechCrunch Japan
http://jp.techcrunch.com/2016/03/02/mercari-raised/
(※2)スマホで人気の「フリマアプリ」でトラブル|YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/science/goshinjyutsu/20160215-OYT8T50033.html

<調査概要>
「フリマアプリについての意識調査」(調査実施:BWRITE)
【実施期間】
2016年5月12日(木)~5月19日(木)
【調査対象・人数】
18歳以上の「Skets」会員女性 236名(有効回答)
【調査方法】
WEBアンケート方式
【アンケート収集元】
共創コミュニティサービス「Skets」

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