ブルーな日も「怖いものなし!」女性を元気にする、Libresse社のインスタ活用法

ユニークなアイデア満載!Instagram経由のキャンペーン

Libresse(リブレッセ)は、スウェーデンに本社を持つSCA製紙会社傘下の、生理用品を扱う企業です。この企業は、ヨーロッパを中心にビジネスを展開していますが、広告やキャンペーンでSNSを積極的に活用し評判となっています。ほぼ毎日アップされるInstagramへの投稿では、ユニークなアイデアが数多く盛り込まれており、ヨーロッパの女子の間で大人気。「生理用品といえばLibresse!」と強く支持されています。

「怖いものなし!」のメッセージに込められた意味

特に好評なのは、女子を元気にするメッセージ。たとえば、木曜日のメッセージには、「あとちょっとで週末!明日も1日、頑張ろう!」とか、「自分へのごほうびは、なに?」など、ちょっとしたひとことがアップされます。

Libresse社がモットーとする言葉は「Fearless(フィアレス)」。これは英語で、「怖いものなし!」を意味し、キャッチ・フレーズとしてキャンペーン内でも頻繁にも使われています。それでは一体、何が「怖いものなし!」なのでしょうか?生理の日は誰でもユウウツなもの。でも、どんなにブルーな日であっても、ユウウツ感を打破するパワーを持てば、何も怖いことはない!という、女性へのエールを込めた言葉なのです。

ブルーな日に女子の強い味方となるLibresse製品が、沈みがちな気分を盛り上げる一端を担えれば・・・というのが、Libresse社の願いでもあり、同時に企業方針のコア(核)でもあるのです。

プレゼント・キャンペーンにInstagramを活用

このほか定期的に行なわれているプレゼント・キャンペーンでも、Instagramが活用されています。たとえば、Libresse社がInstagramアカウントで、ある決まったテーマ(寝起き顔のベスト・ショット、朝食時の様子、など) を発表し、その投稿を見たフォロワーは、テーマに沿って撮影したスナップ・ショットを自身のInstagramに指定のハッシュタグをつけてアップします。そして、決められたテーマにもっともピッタリだったショットを撮影したフォロワーには、Libresse製品を購入するための特別金券(100ユーロ相当 ※約13,000円)がプレゼントされるという仕組みです。

また、フォロワーのキャンペーンへの投稿は、LibresseのInstagramに掲載される場合があります。この場合、登場するフォロワーはLibresseの広告モデルのような役割を果たし、同社の製品が女性たちの実生活にうまく溶け込んでいることを自然にアピールする効果があります。

Libersse社ではもともと、キャンペーンや宣伝の際、プロのモデルを起用せず、一般女性に登場してもらうというユニークな方針で、業界のみならず、世間の注目を集めてきました。たとえば、ドラッグストアや大手スーパーで行なわれるLibresse の店頭キャンペーンに立ち寄った一般女性をスカウトし、了解を得て一定期間「専属」モデルとして起用する、という方法です。こういったユニークな手法を取るのは、一般女性と等身大の立場で商品の良さをアピールすることにより、さらなる消費者獲得を促す、という社の方針に基づくものだそうです。Libersse社のInstagramにユーザーが多く登場することも、こういった方針の延長線上にあるようです。

女性たちはInstagramにおいて、宣伝っぽさを感じさせない、美的センスあふれるクリエイティブな広告や、参加して楽しめるような工夫が施されたキャンペーン手法を好む傾向にあります。Libersse 社はその点にも、とても敏感。ファンやフォロワーを大切にし、彼女たちの画像をまず全面に打ち出すことで好評を得ています。

ハッシュタグに込めた「#Fearless」=「怖いものなし!」という女性たちへのエールは、Instagram経由で多くの女性たちに届けられることで、さらにファンを増やす魔法の言葉ともいえるのではないでしょうか。

text/K.Van.Willemskwartier

RECOMMEND