イマドキ女子のスマホ情報収集術とは? マーケッター女子座談会(1)

(写真:向かって左から、サービス開発ユニット・荒沢、ビジネスプラットフォームユニット・田中、プロジェクトプロデュース2課・水谷、ソーシャルメディアユニット・半間。)

ここ数年で急速に普及したスマホは、人々の生活を大きく変えました。今や多くの人がスマホを常に持ち歩き、大量の「情報」や「人」とつながり続けながら生活していると言っても過言ではありません。特にスマホを使いこなす若い世代では、スマホ登場以前には考えられなかった方法で、情報収集やコミュニケーションを行うようになっていると言われます。

そこで今回はBWRITEを運営するデジタルマーケティング会社、ADDIXの女性メンバーたちに座談会に参加してもらい、スマホの利用状況や情報収集の方法、特にアプリの活用事情にフォーカスして語ってもらいました。スマホを日常的に使う20代マーケッター女子たちは、いったいどのような方法で効率よく情報を入手し、コミュニケーションをとっているのでしょうか。2015年4月に社会人となったばかりの新人組と、社会人経験を積んだ中堅組とでの違いについても考察していきます。

<座談会参加者> ※◇印・・・新人組◆印・・・中堅組 
◇ 荒沢(以下A)
山形出身の23歳。2015年4月入社の新人組。社会人歴9ヶ月。サービス開発ユニット アソシエイトディレクター。iPhoneユーザー(※)。
◇ 半間(以下H)
東京出身の24歳。ソーシャルメディアユニット アシスタントディレクター。2015年4月入社の新人組。社会人歴9ヶ月。iPhoneユーザー(※)。
◇ 田中(以下T)
湘南出身の25歳。2015年4月入社の新人組。社会人歴9ヶ月。ビジネスプラットフォームユニット アカウントアソシエイト。iPhoneユーザー(※)。
◆ 水谷(以下M)
名古屋出身の28歳。プロジェクトプロデュース2課。社会人歴6年の中堅組。今回唯一のAndroidユーザー(※)。
◆ 東度(以下D)
大阪出身の30歳。広報担当。社会人歴7年の中堅組。iPhoneユーザー(※)。
■司会進行:BWRITE編集部 松本(以下B)
千葉県出身の43歳。社会人歴20ナントカ年。iPhoneユーザー(※)。

※ただし、全員仕事用の会社支給のAndroidスマホは所持しています。

スマホで最も使うのはメッセンジャー系アプリ。LINE、Slackなど

B 「今日はよろしくお願いします。早速ですが、皆さんスマホでよく使うのはどんなアプリですか」

H 「一番使うのはメッセンジャー系ですね。LINEなどSNS関係が多いです」
A 「私もLINEを連絡によく使いますね」
全員 「私も」

B 「皆さん連絡ツールとしてLINEを日常使いしてるんですね。LINEは、仕事で使いますか? グループを作ったりしていますか?」

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H 「私はLINEグループそのものは50個くらい持ってるんですが(笑)、仕事では待ち合わせの時に相手との1対1のトークをよく使っています。」
A 「LINEは電話(無料通話)としても使いますね」
T 「既読がつくので仕事で使います。返信がすぐに返ってこない人にはLINEを使います。あの人にはメール、あの人にはFacebookのメッセージを使うと連絡がつきやすいとか、連絡手段を人によって使い分けています」

B 「やはり読んでいるかどうかを“既読”で確認できるのは仕事でも便利ですよね。ところで、LINEを使うのはプライベートと仕事のどちらが多いですか?」

T 「プライベートのほうが多いです。メールがLINEに代わってしまいました」
A 「私も仕事よりもプライベートのほうが多いです。メアドも電話番号も知らず、LINEのみでやりとりする人も何人かいます。」
M 「私は、LINEはプライベートのみです。仕事の連絡ツールとしてはSlack(※1)を使っています。」

(※1)
「Slack(スラック)」(https://slack.com/)は、2014年に北米で正式公開された、チャットができるコミュニケーションツール。Web版、スマホアプリ版、タブレット版があり、PCからもスマホからも使える。

B 「最近Slackを使う人が増えてきましたよね。Slackはどこが便利ですか?」

M 「気になるWEB記事のURLなどをスマホで簡単に共有できます。『電話ありました』などのちょっとした連絡も、プッシュ通知ですぐに相手に伝わるので便利です。PCにもスマホにもSlackを入れています。」
T 「私もPCでもスマホでも使っています。チーム内の連絡もほぼSlackで、クライアントとも専用チャンネルを作って連絡したり、ファイルのやり取りをしています」

B 「クライアントともSlackでやりとりしているんですね」

T 「Slackだとメールのように見逃す危険性が少ないですし、ひとりの人とのやりとりが一覧で表示されるので、話の流れが把握しやすくて見やすいです。ファイルの送付も簡単ですよ。」

B 「長文も送れるんですか?」

T 「長文を送りたい場合はSlack内で『Create Snippet』(メモ帳のような機能)を作って送れますよ。あと、絵文字だけで返信したりも出来て、便利ですよ。」

B 「半間さんと荒沢さんはどうですか?」

H 「私はPCと会社用スマホにSlackを入れています。支社とのやりとりに使ったり、チームメンバーから連絡が来たりします。スマホからの利用は外出時に連絡が来たらチェックするくらいですね。」
A 「私も今のところ半間さんと同じように使ってます。自分からはあまり送ったりはしないですね。」

座談会メンバーにとって、LINEは仕事でもプライベートでも最も使用頻度が高いアプリのようです。ただし、仕事ではLINEだけではなく、相手によって連絡方法を変えているようです。また、参加者全員が活用していると答えたSlackは、ファイル共有やメッセージの送受信、確認が容易で、コミュニケーションを効率化する時短ツールとして注目されています。ツールを介したコミュニケーションのとり方が刻一刻と進化している様子が伝わってきました。

ニュースは何で知る? 新人組では「SNS」が重要な情報源に

1人の社会人であるADDIXの20代女性メンバーたちにとって、時事ニュースで世の中の動きを知ることは必須事項。そこで、どんなニュースアプリを使って情報を得ているのかを聞いてみました。

B 「皆さん、ニュースアプリは見ていますか?」

H 「『Gunosy』は、画面の上に最初の半分くらいニュースが出るので、その内容に興味があったら開いて読みます。他には『SmartNews』や『NAVERまとめ』などを電車の中で読むことが多いですね。女性に関係する仕事も多いので、女性向け情報メディアの『MERY』(※2)や『by S』(※3)も読みます。この2つはスマホからサイトをブックマークして読んでいます。前はアプリで入れていましたが、スマホ上にアイコンが多くなり過ぎて整理しました。今も120個程度アプリが入っています」

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(※2)(※3)
「MERY(メリー)」(http://mery.jp/)、「by.S(バイ・エス)」(http://by-s.me/)ともに、ファッション、美容、恋愛など、女性向けの情報を集約した情報メディア。PCからもスマホからもブラウザで見られる他、どちらも専用アプリがある。

B 「120個?!そんなに入ってるんですか!」

A 「私も『MERY』はプライベートで使ってます。イベントとか調べるのに便利です。」
T 「私の場合はSNSが主な情報源です。LINEで『LINE NEWS』の公式アカウントをフォローしているので定期的にニュースを届けてくれます。いつもそこから興味のあるニュースだけ読んでいます。FacebookやInstagramも利用します。」
A 「私も、Twitterで、自分の知りたいニュースをつぶやいてくれる人をフォローしています。その人から流れてくる情報をチェックしたり、それについて気になったら自分で調べたりします。後は田中さんと一緒で『LINE NEWS』が1日に朝、昼、夕方の3回届くので、それで一般の時事ネタをチェックしています。」

B 「TwitterやFacebookも重要なニュースの情報源ということですが、TV局とか新聞社とかの公式アカウントとかではなく? フォローしたりお友だちになった人からの情報でしょうか?」

A 「公式とかではないです。一般の情報が早い人とかですね。」
T 「はい、私も一般の人ですね。その他にも友だちが“いいね!”を押したり、シェアしたものとか」

B 「SNSの情報に偏りはないですか?」

T 「確かに偏りがある場合もありますね。なので、100パーセントは信用しません。“こういう考え方もある”というスタンスで読んでいます」

B 「なるほど。新人の皆さんは、一般のニュースについてもSNSからの情報収集がメインになっているんですね。中堅組の皆さんはどうですか?」

M 「私は『日経電子版』にざっと目を通しています。他に『NewsPicks』や『BBC News』も入れています。それから、ニュースはメールでも取ってます。メールでは、ダイヤモンド社の『ダイヤモンド・オンライン』を斜め読みしますね。」
D 「私はアプリではないですが、メールで『朝日新聞デジタル』を読んでいます」

B 「私もメールで『朝日新聞デジタル』を読んでます。同じですね(笑) 新人組の皆さんとは、見ているニュースの種類や量、情報収集の方法がだいぶ違うみたいですね。」

Twitterで自分の知りたいニュースをつぶやく人をフォローしてニュースをチェックしたり、LINEで『LINE NEWS』を見る、Facebookでチェックするなど、特に新人組では、SNSをニュースの重要な情報源にしているようです。また、『SmartNews』『Gunosy』などのニュースアプリや、『NAVERまとめ』『MERY』『by S』などのまとめサイトもチェックしています。一方、中堅社員になると、より詳しく情報量の多い『日経電子版』、『BBC News』のアプリや、メールでのニュース情報の受信なども行っており、さまざまな手段を使ってニュース情報を収集しているようです。

日常の情報収集はSNSメインが多数派!公私の使い分けは人それぞれ

B 「皆さん、スマホではどのように情報収集していますか?」

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A 「趣味などのプライベートの情報は、Twitterで知ることが一番多いかもしれません。一般人で情報が早い人や、フォロワーが多くて物事に詳しい人のTwitterから情報を得ることが多いです。あとは好きな歌手の公式Twitter。イベントのニュースなどはそこで知ります。

B 「スマホで情報収集するのはプライベート中心ですか?」

A 「私の場合はそうです。仕事の調べものではTwitterではなく、調べたいことを直接パソコンでネット検索します。仕事中にパソコンを使っているので。」
H 「私もそうですね。でも、仕事でスマホを使って情報を得ることもありますよ。私はFacebookでも仕事関連の記事をフォローしてます。Facebook上のタイムラインに流れてくる『DIGIDAY』(※4)が、新しい広告の情報量が一番多いと思うのでよく見ます。あとは調べたいことを単純に検索して調べます。」

(※4)
『DIGIDAY』(http://digiday.jp/)は、北米のデジタルマーケティング戦略情報メディア「DIGIDAY」(http://digiday.com/)の日本版。

B 「皆さん、Facebookって仕事とプライベートの両方で使ってますか?」

T 「私もFacebookはそうですね。両方で使ってます。Instagramはプライベートのみ、Pinterestも完全にプライベートのみで使っています」

B 「私もInstagramで、BWRITEの情報収集を兼ねて、公私半々の興味で外国のファッションブランドをフォローしています。Instagramを仕事で使用している人は他にいますか?」

M 「使ってます!私の場合、Instagramから得る情報は公私の区別がないですね。ファッションなど、女性に関する仕事が多いですから」

B 「私もそうですね。仕事で調べていて、自分でもガウチョパンツが欲しくなったり(笑) 水谷さんは趣味についての情報収集はどんなふうにしてますか?」

M 「私の場合、趣味といえば音楽と演劇の情報になるんですが、それは主にメルマガで得ています。エンタメ雑誌も情報源として読んでますよ。」

B 「メルマガと雑誌ですか。昔ながらの手法ですね。なんだか親近感を感じます(笑)」

今回の座談会参加者の女子社員たちは、女性に関するマーケティングの仕事も多いため、情報収集にはっきりした公私の区別がないケースも多いのが特徴的でした。また、それぞれが自分の中で、これはプライベート専用、これは公私両方の情報収集に使うなど、利用しているSNSごとに明確に使い分け、使い方の違いを意識しているようです。趣味に関する情報収集の方法については、SNSを情報源とする新人組に対して、メールマガジンや雑誌に頼る中堅組と、ここでもメインとする手段に違いが見られました。

インストールしたいアプリはどうやって探す?

情報収集やコミュニケーションにおいて、日常的に「使える」アプリを取捨選択しているマーケッター女子たち。「面白そう」「役に立ちそう」なアプリはどうやって探すのでしょうか?

B 「皆さん、今使っているアプリの情報はどうやって探しましたか? 」

A 「『MERY』の場合は、パソコンで知りたいことを検索すると『MERY』にたどり着く頻度が高かったんです。よく見たらアプリもあるのでインストールしました」

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M 「私は買い物をしてポイントを貯めるのが好きです。ある時、クロネコヤマトのポイントを貯めていたら、アプリのキャンペーンを見つけてインストールしました。後は、私はAndroidのスマホなんですが、Google Playのレコメンド表示(※5)で “このアプリを見ている人はこれをダウンロードした人が多い”というおすすめ情報を見て知ったりもします」

(※5)
Google Playのレコメンド表示:Android端末(スマホ、タブレット)で使用するアプリケーションをダウンロード(購入)するGoogle Playでは、Amazonのようにおすすめのアプリを表示するレコメンド機能がある。

T 「私の場合、SNSでアプリの情報を知ってインストールすることが多いです。誰かの投稿の中で“こんなアプリがあるんだ”と知ったり。私は海外で流行っているアプリが好きなので、海外の人のInstagramで見て“この投稿で使っているアプリは何だろう”と検索してインストールしたりします。Instagramは使っているアプリの名称がハッシュタグや画像の中のクレジットでわかるようになっている投稿が多いので便利ですよ」

「面白い」「役立つ」アプリは、SNSの投稿や、日常生活の中で気になる情報をさらに調べていって見つけたり、キャンペーンの広告で知ったりしてインストールすることが多いようです。また、Androidユーザーでは、GooglePlayのレコメンドもおすすめアプリを知る重要なきっかけとなっているようです。

このようにスマホを使いこなし、さまざまなチャンネルから情報収集をしているマーケッター女子たち。当然のようにSNSは複数使いしていますが、それぞれのSNSに対して求めるものは明確であり、個人個人のルール決めによって、「情報収集」「コミュニケーション」「仕事用」「プライベート用」などに使い分けられているようです。

また、スマホひとつとっても、「ニュース」「女性向けメディア」「まとめサイト」「SNS」のアプリなど、情報の収集手段はさまざまでした。女性たちそれぞれが自分の好む手段で情報を収集している今の時代では、スマホ普及以前のような単一手法のみでのアプローチでは、情報を届けたい層に確実に届けることは非常に難しくなっていると言えます。

商品やサービスの特性や、ユーザーの情報収集源、情報入手経路についての情報を適切に収集し、複数チャネルでのプロモーションを組み合わせるなど、今後は、より多角的な手法が求められていくのではないでしょうか。

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