ECに連動した、セルフィー投稿プラットフォーム。SEPHORA「The Beauty Board」

「SPHORA The Beauty Board 画面キャプチャー」(画像出典:http://gallery.sephora.com/

セルフィー投稿で、コスメ情報やイチオシ情報をシェア

フランスのルイ・ヴィトン傘下にあるコスメのセレクト・ショップ、SEPHORA。

昨年11月に米サンフランシスコにオープンした店舗に、チュートリアル動画の視聴やオンラインレッスンなどが受けられる専用スペースを設けたことも話題となっているように、SEPHORAではデジタル施策に非常に力を入れています。ECサイトとSNSを連動させることができるプラットフォーム、「The Beauty Board(ザ・ビューティー・ボード)」もその1つです。

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(画像出典:http://www.disneyrollergirl.net/wp-content/uploads/Sephora-The-Beauty-Board.jpg)

やり方は簡単。まず、SPHORAサイトに登録します。そして、メイクを施した自撮り画像を投稿し、その際に使用したコスメをタグ付けします。タグ付けすると、各製品の説明やレビューなどが確認できるようになります。また、気になる製品画像をクリックするとECサイトに飛び、製品の購入もすぐに出来ます。

このプラットフォームは、メジャーSNS(Google+、Facebook、Twitter、Pinterest)と連動しているので、タグ付けされた各製品をシェアすることももちろん可能です。また、サイト中段にあるFIND BEAUTY MATCHをクリックすれば、好みのアイカラーや、自分の登録情報と似たユーザーを検索することもできるので、メイクの参考にするときにもとても便利です。The Beauty Board は、ユーザーに自撮り写真を投稿してシェアする楽しみを与えるだけでなく、メイクの参考にしたり商品情報を見たり出来て、ほしいアイテムを見つけたらクリックひとつですぐに購入できる、ユーザーにとってとても使いやすいプラットフォームです。

店内で製品をスキャンすると口コミが読める無料アプリも配信中

また同社は、iPhoneに対応する無料アプリ「Sephora To Go(セフォラ・トゥ・ゴー)」も配信しています。このアプリを店内に並んだ製品に当ててスキャンすると、ユーザーからの口コミが読める機能も搭載されています。これなら、アイテムを選ぶときにユーザーの声が参考にできるので、自分に合った商品が見つけることがさらに簡単になるでしょう。

アプリ利用時には「BEAUTY INSIDER(ビューティ・インサイダー)」という一種のカスタマー・システムに登録する仕組みになっています。このアプリには、購入した商品のポイント数を管理するための機能が付いており、商品を購入するとその金額に応じてポイント数のランクが上がり、特典の段階に応じて優待が受けられます。

SEPHORAでは購買促進の一環として、デジタル戦略を積極的に展開してきました。店頭で気軽にモバイル末端を使って支払いができるメソッドや、上記BEAUTY INSIDERなど、画期的なアイディアを次々と発表してカスタマーにアピールし続けています。SNS経由でカスタマーとコネクトし、さらに多くのユーザーをカスタマーにするというこのフローは、さらなる購買力アップに有効なメソッドではないでしょうか。

<関連サイト>
SEPHORA「The Beauty Board」
http://gallery.sephora.com/?icid2=sephora_social_footer_holiday2015_110215_US_image

text/K.Van.Willemskwartier

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