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「有名人の投稿を見て購入」19.5%!~「Instagramについての意識調査」結果レポート【2】~

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いまや多くの女性たちにとって、生活に欠かせない存在となったソーシャルメディア。その中でも、今オシャレ感度の高い若い女性たちの人気を集めているのが写真共有アプリ「Instagram(インスタグラム)」、略して「インスタ」です。BWRITEの定例調査の参考データを見ても、利用している女性の割合がこの半年間で急激に伸びていることがわかります(※1)。

この秋には広告配信の本格スタートも予定されており、今一番ホットな広告チャネルとしても注目を集めているインスタですが、では、実際Instagramは女性たちの行動にどんな影響を与えているのでしょうか。BWRITEでは、共創コミュニティサービス「Skets(スケッツ)」(https://www.skets.jp/)会員の20~30代の女性168名に対してアンケート調査を実施。2015年7月に発表した「Instagramについての意識調査」結果レポート【1】(※2)に続く第二弾として、「Instagramについての意識調査」結果レポート【2】を発表しました。

その結果、回答した20~30代女性の4割が「インスタ女子」であることが判明!20代ではほぼ半数がInstagramを利用していると回答しました。自撮り写真の投稿のイメージが強い「インスタ女子」ですが、「投稿もするが、閲覧がメイン」の回答が39.7%で最も多く、意外にもInstagramを「閲覧メイン」で楽しんでいる女性が多いことがわかりました。

また、約6割がInstagramで有名人をフォローしていると答え、有名人をフォローしている人の19.5%が「有名人がInstagramに投稿したアイテムを購入したことがある」と回答しました。一方、フォローしている「一般の人」の投稿でも、22.1%が購入経験ありと答えています。女性たちにとっては、有名人かどうかではなく、自分自身がマネをしたいと感じられるような『共感』や『あこがれ』の対象であるかどうかが重要なのかもしれません

企業やブランド、ショップなどの公式アカウントのフォロー状況については、Instagram使用者の48.5%が「フォローしている」と答えました。企業などをフォローしている人のうち、企業などの投稿を見て「アイテムを購入したことがある」と回答したのは30.3%、「店に実際に行ったことがある」との回答は42.4%。「ほしい/行ってみたいと思ったことも全くない」 との回答した人はゼロでした。そもそも、好みにうるさい彼女たちにInstagram上でフォローされた時点で、その企業はすでに選ばれているといえそうです。

<参考グラフ>BWRITE定例調査「SNSの利用状況について」(2014年12月~2015年8月)より。

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【アンケート結果詳細】

■20~30代女性の4割が「インスタ女子」!20代はほぼ半数!

今年6月の調査時点で、調査に回答した20~30代女性のうち4割がInstagramを利用していると回答しました。これをさらに年代別に見ると、20代では47.4%、30代では36.9%となっています。20代では実に半数近くが「使っている」と回答しており、Instagramが若い女性の間で広く使われていることがわかります。

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■「投稿もするが、閲覧がメイン」39.7%、「閲覧のみ」も14.7%。

自撮り写真の投稿のイメージが強い「インスタ女子」ですが、「閲覧」と「投稿」のどちらが多いかについて聞いてみた結果を見てみると、実はそうでもないようです。「投稿もするが、閲覧がメイン」の回答が39.7%で最も多く、次いで、わずかな差で「投稿も閲覧も、同じぐらいする」が36.8%が続き、「投稿はせず、閲覧のみおこなっている」が14.7%でした。「閲覧もするが、投稿がメイン」との回答は、なんとわずか8.8%。意外にもInstagramを「閲覧メイン」で楽しんでいる女性がほとんどのようです。

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■利用者の60.3%が「有名人をフォローしている」と回答!

今年5月にBWRITEが実施した「LINEについての意識調査」(※3)でも、Twitterに次いで「有名人」のフォロー率が高いSNSである、というデータが出ていたInstagram。最近では、オシャレ有名人の投稿が雑誌やTVなどにも取り上げられて話題になることも多いようです。「Instagram」使用者に「有名人」のフォロー状況を聞いたところ、60.3%が「フォローしている」と答えました。6割の利用者が、有名人の投稿をInstagram上で楽しんでいることがわかります。

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■フォローしている有名人1位は「ローラ」! 30代では「梨花」がTOPに。

では、インスタ女子たちは具体的にはどんな有名人の投稿を見ているのでしょう。Instagramで有名人をフォローしていると答えた人に、誰をフォローしているのかを答えてもらったところ、20代30代の合計では1位が「ローラ」、2位「梨花」、3位は同数で「水原希子」「木下優樹菜」でした。これを年代別で見ると、20代では「ローラ」がTOP、30代では「梨花」がTOPでした。20代では2位に「水原希子」と「中村アン」、4位に「紗栄子」と「木下優樹菜」が入り、30代では3位に「長谷川潤」が、4位に海外の人気モデル「オリビア・パレルモ」が入っています。

また、20代、30代ともに上位には回答者と同世代の女性が多く入っています。利用者自身の年代に近いオシャレな有名人に憧れと共感を感じて、フォローする傾向があるように見受けられます。全体的に、オシャレなモデル系の女性の人気が高く、現代の女性たちがあこがれる女性像がうかがえます。

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■「有名人がInstagramに投稿したアイテムを購入したことがある」19.5%

有名人に憧れと共感を抱いてフォローし、そのInstagram投稿を見ることを楽しんでいるインスタ女子たち。では、フォローしている有名人の投稿しているアイテムやお店、ファッションなどを実際に購入したり、行ってみたりすることはあるのでしょうか。

この点について聞いてみると、なんと5人に1人にあたる19.5%が「有名人がInstagramに投稿したアイテムを購入したことがある」と答えました。「店に行ったことがある」と回答した人の割合はさらに高く、なんと29.3%。「どちらもしたことはないが、ほしい/行ってみたいと思ったことがある」と回答した女性は実に43.9%にものぼりました。

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また、フォローしている有名人のファッションや、メイク、髪型、料理などをマネしてみたことのある女性も多いようです。「ファッションをやってみたことがある」と答えたのは26.8%、「髪型をやってみたことがある」と答えたのは24.4%でした。「料理」は19.5%が、「メイク」は14.6%がやってみたことがあると回答。「どれもしたことはないが、やってみたいと思ったことがある」と回答したのは48.8%。フォローしている有名人のInstagram投稿は、女性たちの実際の行動にかなり大きな影響を与えているといえそうです。

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■フォローしている「一般の人」の投稿でも、22.1%が購入経験あり?!

では、Instagramでフォローしている「一般の人」の投稿が与える影響についてはどうなのでしょう。

Instagramでフォローしている「一般の人」が投稿したアイテムを「購入したことがある」と回答したのは22.1%、「実際に店に行ったことがある」のは16.2%、「どちらもたことがないが「ほしい/行ってみたいと思ったことがある」のは50.0%でした。有名人の投稿についての質問と比較すると、「購入したことがある」割合は、有名人の場合よりも若干高く、「実際に店に行ったことがある」割合は若干低めなようです。「一般の人」だけに、購入しやすいアイテムを多く投稿している、などの理由が考えられますが、影響力として比較すると、「有名人」「一般人」の違いはあまり関係がないように思えます。

有名人だからマネしたいワケではなく、利用者自身にとってマネしたいと感じられるような、『共感』や『あこがれ』の対象であるかどうかが重要なのかもしれません。

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■48.5%が「企業やブランド、ショップなどの公式アカウントをフォロー」

では、企業やブランド、ショップなどの公式アカウントのフォローについてはどうなのでしょうか。Instagram使用者に、企業やショップ、ブランドなどのフォロー状況を聞いたところ、48.5%が「フォローしている」と答えました。フォローしている人、していない人、それぞれほぼ半数のようです。

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■フォローしている人の30.3%が、企業などの投稿を見て「購入経験あり」

では実際、企業、ブランドなどのInstagram投稿は、どの程度女性たちの行動に影響を与えることが出来ているのでしょうか。Instagramで企業などをフォローしている人のうち、企業などの投稿を見て「アイテムを購入したことがある」と回答したのは30.3%、「店に実際に行ったことがある」との回答は42.4%でした。

ここで、特に注目すべきは「ほしい/行ってみたいと思ったことも全くない」 との回答した人が全くいなかったことではないでしょうか。これはつまり、女性たちは本当に自分が「買いたい」「行きたい」と思えるような企業やショップ、ブランドのアカウントしかInstagramでフォローしていないと見ることができます。そもそも、好みにうるさい彼女たちにフォローされた時点で、すでに選ばれているともいえそうです。企業がInstagramを運営する場合、Instagramに投稿するコンテンツのクオリティも大事ですが、女性たちに「買いたい」「行きたい」と思われるようなブランド/店を目指すことが、まずは重要なのかもしれません。

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■購入したアイテム1位は「ファッション」、2位「コスメ」、3位「キッチン」

最後に、Instagramで見たアイテムと購入したり、店に行ったことがあると回答した女性たちに、自由回答コメントで具体的にアイテムや店を答えてもらいました。

回答内容を項目ごとに集計してみると、最も多かったのは「ファッション・ファッショングッズ」関連でした。2位が「コスメ」関連、3位が「キッチン」関連となり、オシャレ関連に限らない、女性の生活にとって欠かせない身近なアイテムが上位に並んでいます。インスタ女子にとって、Instagramはすでに日常生活と切っても切り離せない存在になっているようです。

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【自由回答コメント:抜粋】
★「プチプラを上手く着回している方を参考にUNIQLO、GAPを利用しました。いま気になっているのはシマムラのスポーツバッグ!」(20代)
★「メイソンジャー→サラダやスムージーを作りたくて購入しました。」(30代)
★「dholicの渋谷店オープンのニュースをみていきます」(30代)
★「お友達が投稿していたカフェに行きました」(30代)
★「美味しそうな写真が印象に残ったので、食べに行った: 茶茶の間(表参道)、かぶん(赤坂)」(20代)
★「ユニクロのアンクルパンツ」(20代)

■インスタ女子の行動をうながすのは、『共感』する相手のオススメ!

Instagram上の投稿は、女性たちの行動に強い影響を与えています。その影響力の強さの理由は、なんといっても自分自身が選んでフォローしている、『共感』を抱く相手からおすすめだからではないでしょうか。今後Instagramで配信される広告が効果を上げられるかどうかは、この「共感」を崩さないことが大前提となるように思われます。そもそも、女性にとってショッピングは楽しみのひとつ。そんな女性たちに、おススメアイテムをこっそり教えてくれたり、アイテムやお店での体験を共有することで「つながり」を実感させてくれたり、スマホ画面上で手軽にウィンドウショッピング気分を味わわせてくれたりするツールが、Instagramなのかもしれませんね。

「Instagramについての意識調査」(調査実施:BWRITE)
【調査実施期間】
2015年6月12日(金)~ 6月19日(金) <8日間>
【調査対象・人数】
20代~30代の「Skets」会員女性 168名(有効回答)
【調査方法】
WEBアンケート方式
【アンケート収集元】
共創コミュニティサービス「Skets」

(※1)
BWRITE定例調査「SNSの利用状況について」
BWRITEでは、定期的に行っているファッション、コスメなどの独自アンケートに付帯する形で、2014年12月より月に1回程度「SNSの利用状況」についてデータを収集しています。各アンケートの回収人数、年代構成比などは異なるため、あくまでも参考データですが、継続的にデータを取ることでSNSの利用に関するトレンドをいち早くつかむことを目的としています。

(※2)
「Instagramについての意識調査」結果レポート【1】
http://bwrite.biz/archives/9199

(※3)
「LINEについての意識調査」結果レポート
http://bwrite.biz/archives/8988

※BWRITEが実施した調査についてのご質問、レポートのご希望は、問い合わせフォーム(https://www.addix.co.jp/services/#contact)より、プルダウンで「BWRITE(ブライト)」を選択してお問い合わせください。

関連リンク

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https://skets.jp/

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